ドローンで動画を撮るのはいいのですが、編集スキルのなさに絶望しています。Stakです。
釣りが趣味の1つで月1くらいで近所のボート屋さんでボートを借りては海に繰り出す、ということをここ3-4年やっています。
2馬力の小さなボートなので行ける範囲に限界があるとはいえかなりの広範囲を行くことができます。
去年まではほぼ行き当たりばったりの釣りで、たまたま釣れた場所を風景で記憶して次回も狙ってみる、というようなことをしてました。
釣れない時の闇雲に海に竿を出している虚無感に耐え兼ね、今年ついに魚探の導入となりました。
この機種に決めた理由はモバイルバッテリーでの運用が可能だからです(ひと手間必要ですが)。
通常、この手の魚探はボートに積んであるバッテリーから電力を取って動かすのですが、2馬力の貸しボートにそんなものはなく、バッテリーなしで動かせるものは信頼性にイマイチ欠けるということで導入をためらっていました。
そんな折、モバイルバッテリーで魚探を運用している記事を見つけ、これならできそうだということになりました。
実際、導入して大正解!釣果に繋がる以上にボートでの釣りの情報の幅が広がって楽しくなりました。
製品について
本体サイズ
H151mm x W92mm x D43mm (マウント除く)
ディスプレイ
3.5インチ カラー液晶
ドット数
480 x 320 (HVGA)
防水性能
IPX7
付属品
英語マニュアル
ベイルマウントロータリー架台
電源/データケーブル
CHIRP77/220khz専用 振動子
トランサム固定金具
トローリングモーター固定金具
出力
200W
振動子
HD-ID CHIRP 195-205kHz/72-82kHz
77kHz 45°
200kHz 15°
水温センサー付き
GPS機能
SBAS方式、白地図(ポイントのみ表示)
改造方法
改造に必要なのは、DC電源コネクタ、USBの12V昇圧ケーブル、接続に使う端子と圧着ペンチ、ビニテくらいですね。
コネクタとケーブルは500円ちょっとくらいで買えます。
右の画像のような感じで繋ぐとモバイルバッテリーから魚探本体に電力を送れます。
詳しくは解説してくれいるサイトがありますのでそちらを参考に。
私は電気のプロでもなく、保証もできませんので“こんな方法もあるよ”までの言及に留めておきます。
あともう1つ問題なのが、ソナーの運用です。
本来ならば船体やエンジンに固定して使うのですが、レンタルボートでは無理です。
これもモバイルバッテリーでの運用と同じ記事に載ってたと思うのですが、ペットボトルに固定して運用しています。
上手くペットボトルのくぼみにインシュロック(結束バンド・タイラップ)を通しソナーを固定しました。
500mlや1Lのペットボトルでもよかったかもしれませんが、たまたま家にあったので2L を使っています。
後は、ソナーのケーブルを使っての上げ下ろしだと断線が怖いので別途ロープを結んでそれで上げ下ろしをしています。
今のところこれで問題なく運用できています。
釣り場の移動の際はソナーを引き上げないといけなかったり、ディスプレイの固定ができないので見にくかったりと細かい部分の不便は多少あります。
メリット・デメリット
メリット
-海中の様子(水深・海底の様子・魚の有無・水温etc)が分かる
-GPS搭載によりポイントの記録ができる
-魚探としては手ごろな価格
デメリット
-ディスプレイを見るので酔う
-モバイルバッテリー運用には改造する必要がある
-他の釣り道具と違い電子機器なので釣行後のメンテナンスなど気を遣わないといけない
感想
私は10,000mAhのモバイルバッテリーで運用していますが、5時間は繋いだままで使えています。(もう少し行けると思います)
海底の様子や魚群の有無、水温、水深がわかるので釣り方にメリハリをつけることができますし、GPS搭載なので釣れた場所を正確に記憶することもできます。
正確な記録が残るので釣れたポイントに再び行くことができるは大きいと思います。
闇雲に走り回る必要がないので。
ボートでの釣りのレベルが何段階も上がった気がします(釣果に結びつくとは言っていません)。
こういったデータの積み重ねは確実に釣果へと結びつきますし、海面から上だけでなく海面から下の情報が加わって戦略性が増すので釣りの楽しみが増えました。
まとめ
貸しボートやカヤックなどでの魚探の運用にお悩みの方、悩む時間があったら導入した方が後悔しませんよ。
安い買い物ではないですがそれに見合った、いやそれ以上の楽しみがもたらされたと思っています。
ロッドやリールを増やす前にどうですか?
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