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Levi’s 606というデニム

デニムの写真にLevi’s606の文字Fashion
手描きです

デニムは死ぬまでこれでいい!的なブログを出しておきながらこのブログを書いていることに多少の罪悪感を覚えています。
が、良いモノは良い!ので紹介しようと思います。

501T推しの私なんですが、同じLevisの同じテーパードジーンズはやはり気になるわけです。

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歴史について

こちらはLevisとして初(?)のファッションアイテムとして製作されたモデル。

公式では1969年発売。
復刻に1965モデルと名が付くのは606の先駆けとなるSuper Slim Jeansがこの年に出ているからのようです。

それまでのモデルとの大きな違いはそのシルエット。

股上は深く、腿周りにはゆとりがあるものの裾にかけて急激なテーパードが掛かっている、というシルエットです。ベルトループは7本ついています。

テーパードとは裾に掛けて細くなっているってことです。


オリジナルはオレンジタブが付いたいわゆる廉価版と言われるラインで、ファッションアイテムとして耐久性や作りについてはある程度簡略化されたモデルであったようです。


その簡略化されリーバイスらしからぬ見た目が当時影響力を持っていた人たちに重用され広まったと言われていて、当時の若者のアイコニックなアイテムとして着用されていたようです。

幾度もの復刻を通して様々な年代で色々なモデルが出ています。ニーズが高い証拠かもしれません。


パッチの有無、ヒップポケットのアーキュエットステッチの有無、リベットの有無、タグの種類(オレンジタグ、黒タグ、赤タグ)、グレード、生地、生産国、加工などなど。


一口にLevi’s 606といってもとても種類が多く把握しきれません。

私が所有しているのはおそらく90年代に販売されたと思われるモデルです。


トルコ製のオレンジタブです。比較的古着市場でもお目にかかるタイプ。

501Tとの比較・着こなし

501CT と比べると501CTの方がワイドな印象です。

テーパード具合も606の方がきつく裾が細いですが、その分見た目のスッキリさはこちらの方が上に感じます。

手持ちのウエストサイズは606の方が大きいにも関わらず、フィット感は606の方が高いです。

1本はW31 L32表記の薄めの606。もう1本はW30 L30の501CTです。


ウエストに合わせればW30がジャストなのですが、ゆとりを持たせてルーズ目に履きたいのでサイズは上げています。

裾上げするとテーパードのかかり具合が変わってしまうのでこのモデルは極力裾上げしない方が良さそうです。

着こなしについては私の場合ですが、ゆとりを持たせて着ているんですが、606の持つスリムなシルエットのおかげで野暮ったくならずにゆとりはあるけどスッキリ、みたいな感じで着ています。

ゆとりとスッキリが同居しているおかげで上がオーバーサイズでもジャストでもデニムがバランスを取ってくれます。

上が大きければデニムはスッキリに見せてくれるし、上がジャストサイズならデニムはゆとりを見せてくれる。意外と万能ですよ。これ。

購入するには?

肝心の入手性ですが、定期的に復刻、新モデルが出ているので探せば新品で手に入ると思います。2022年時点では公式でも606の販売があります。


古着については近年弾数が減っているようでタイミングと運が必要そうです。レアなモデルでなければ価格は比較的お手頃だと思います。


古着は裾上げしているとシルエットに影響するのでその辺の見極めも必要なのかなと思います。
古着でお探しなら早めに入手するのが良さそうですね。

まとめ

今回はLevi’sのテーパードデニム、606の紹介でした。


このフィット感と見た目のスッキリ具合、シルエットは病みつきになる可能性を大いに秘めています。

また、このデニムが持つ歴史背景も刺さる人には刺さるのでそちらも調べてみるのもオススメ。音楽との関わりも深いみたいですよ。


606が気になってるからこのブログを読んで頂いてると思いますがこれが購入の後押しになることを願っています!


ということで推しジーンズが増えました、というお話でした。

私のもう1つの推しデニムについてはこちらから

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