趣味として釣りを始める前の予備知識【命を守ることについて】

真夜中に堤防で海面に顔を出たエイの図Others
こんなの上げられません。。。

釣りを始めるにあたり知っておくべきことは多いです。

命を守ることについて

道具(タックル)について

釣れる(釣る)魚について

釣り方について

釣りをする場所(ポイント)について

などなど多岐にわたります。

と言いながら私が全てを把握したうえで釣りを始めたわけではないのですが、これから始める人に知っておいてほしいことはあるのでそういったことをまとめていきたいと思います。

ただ、私は海での釣りしかしないので海釣りに関する部分を重点的に、私の経験を元にお話していきます。

命を守ることについて

どんな趣味でも突き詰めれば命の危険にさらされることはあると思います。

釣りも同様です。

川や池、海といった水辺でのアクティビティに潜む危険について、何が起きるのか、どうやったら回避できるのか、最悪の場合の対処法など、知っているだけで命を救うことができる可能性があることなので最初はそういった点について知ってほしいと思います。

・水難事故の発生状況


2020年のデータ

参考資料(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/R02suinan_gaikyou.pdf

発生件数:1,353件

水難者:1,547人(うち死者・行方不明者722人)

水難者の46.6%が死者および行方不明者という数字が浮かび上がります。

死者・行方不明者を、

発生場所別にみると

海 362人(50.1%)

河川 254人(35.2%)

行為別にみると

魚とり・釣り 224人(31.0%)

水遊び 67人(9.3%)

となっています。

資料で示されている防止対策としては

・危険個所の把握
・的確な状況判断
・ライフジャケットの活用
・遊泳時の安全確保
・保護者等の付き添い

があげられています。

釣りに関しては上3つが大きく関わる部分で、

・危険個所の把握

波止、テトラポッド、磯、浜、ボート、船、カヤックなど釣りをするシチュエーション毎に危険が潜んでいます。

波止

海面からの高さがあるので転落等の危険があります。

柵などない場所がほとんどなので投げるときや取り込みの際は注意が必要です。

私は最初に状況を確認するときに万が一落ちたらどこからどうやって上がるか周りの助けがない場合を想定してシミュレーションしています。

テトラポッド


そもそもテトラポッドでの釣りはしないに越したことはありません。

が実際には100%しないとも言えないのでその危険性に触れておきます。

まず足場が悪いので転落の危険があります。

海面付近まで降りると滑りやすくなっていたり、時間の経過と共に海面の変化で水没します。

「百波に一波」と言われる大きい波がおよそ20分ごとにくるので海面ギリギリでの釣りはすべきではありません。

後、テトラポッドはその形状から周辺の流れが複雑になり、万が一落ちた時は助かりにくいという一面もあります。

そういう場所に限って釣果が良かったりしますが、釣果と命を天秤にかけてぐっと我慢しましょう。


ここは潮の満ち引きで大きく地形が変わるので初心者が容易に立ち入るべきではないと思っています。

行くのであればその場所へ行ったことのある人と一緒に行くのがベストです。

そうでなければ一度下見をしておくか可能な限りの情報を手に入れておくべきです。

滑りやすい場所が多いので専用の靴など道具にもしっかりとした準備が必要です。


一見危険の少なそうな場所に思えるかもしれませんがここにも危険はあります。

やはり潮の満ち引きでの地形変化です。

始めは入れた場所でも帰りには通れなくなって孤立する、そんな場合もあるので注意が必要です。

あとは離岸流という流れ。

海岸から沖に向かって流れるながれでこの流れの中に入ってしまうと岸へ戻るのが困難な状況になってしまいます。

私も実際に1度だけ海水浴で離岸流に入ってしまったことがありますが、どれだけ進もうとしても進めず逆に沖に流されそうになって苦労したことがあります。

ただ、流れに入らなければその周りでは魚が釣れる可能性があるので狙ってみる価値はあります。

ボート


特に小型で2馬力以下であれば特別な免許も必要とせず扱うことができます。

となると船長なしで自分たちだけで海を走り回ることになります。

エンジンの取り扱いや行き帰りの燃料の調整、海底の地形の把握や転覆など気をつけるべき点は多いです。

エリアによってはレンタルボートもあるので探してみるといいかもしれません。


数回しか利用したことありませんが、船長のいうことをちゃんと聞いておくことが一番大事なんじゃないでしょうか。

ポイントを知り尽くした船長に連れて行ってもらえるので一番釣果が手堅いのではないかと思います。

カヤック


まだ数回しか乗ったことがありませんが、インフレータブル(空気で膨らませるモノ)の場合、針で穴を開けないよう細心の注意が必要です。

周囲の船からは視認が難しくなるので必ずフラッグを立て周りへアピールする必要があります。

横からの波に弱いのでカヤックの向き周囲の波の状況を見ておかなくてはなりません。

基本、人力なので強風の向かい風になるとカヤックが進まなくなって戻れなくなる危険性もあるので天候も注意してみる必要があります。

準備から片付けまでの手間が増えますが行動範囲が広がるので釣果につながりやすいと思います。

・的確な状況判断


事前にできることとしては当日の現地の天気・風・風向・波・潮の状況を把握しておくことです。

不安があればポイントを変えるかやめるという選択肢を常に頭に入れておきましょう。

釣行中も潮の流れ・強さ・風向き・風の強さなどに気を配ることを忘れないようにしましょう。

・ライフジャケットの活用


釣行時は必ず着用しましょう。

ベスト型や腰に巻くタイプなどありますので自分のスタイルに合ったモノを探してみてください。

着用している場合の方が未着用の時に比べ生存率が3倍になるというデータもあります。

泳ぎが得意かどうかに関わらずこれは必須の装備です。

もし、溺れている人を発見した時の対処法ですが、絶対に助けに行ってはいけません。

相手が子供でも、です。

必死にしがみつこうとしてくる相手を岸まで泳いで連れて行くのはプロでも難しいことなので。

では、どうするかというとまずは助けを呼ぶことが一番です。

警察、もしくは消防へ連絡しましょう。

海上での海難事故の場合は118番です。

海の場合、事故の起こった場所を正確に伝えるのが難しい場合があるので先に把握しておくとよいです。

漁港などでロープのついた浮き輪などがあればそれを投げるもよし、なければペットボトルでもいいのでロープを結び付けて投げてください。

その時、ペットボトルを水入りにしておくと飛距離をかせぐことができます。

それもなければクーラーボックスを投げるのもありです。

いずれにしてもロープが必須となるので釣りの道具にロープを追加してくのも1つだと思います。

これから釣りを始めようかという人にはちょっとショッキングだったかもしれませんが、いざという時に自分の身を守るためにはそれなりの装備と知識が必要です。

装備はお金で解決できますが知識はそうはいきません。

知ってる・知らないが生死を分けることもありますので必要な知識はしっかり取り入れてください。

そして安全で楽しい釣りをしましょう。

釣りの楽しい話はこちらです。

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