趣味を始めるにあたって何から始めればいいのか分からないまま時が流れる前にこれを読めば始められそう、とか何かのヒントになればと思っています。
釣りに必要な道具でパッと思いつくモノでいえば、
釣り竿
釣り糸
リール
餌
だと思います。
とりあえずこれくらいあれば釣りができそうですよね。
まあ、できないこともありませんがなかなかそんな単純な話ではなくて、釣り竿一つとっても素材・長さ・狙う魚の種類などで無数に種類があります。
釣り糸も素材や糸の太さ、色などこちらも多くの種類があります。
リールも本体の形状や釣る魚のサイズによって様々な種類があります。
餌についても針に付ける餌、撒くための餌、疑似餌と多種多様です。
これらを組み合わせていかにいい準備をするか、なんですがタックルを決めるにあたり考慮する要素が多すぎてとりあえずこれ!というのもないので、実際の私の手持ちのタックルとその使用の意図を伝えることで何かの参考になればいいなと思います。
道具を揃える前に知ってほしいことはこちら。
私が今使っているタックルは2セットです。
1.エギング + ライトショアジギング用
2.ショアジギング用
です。
エギング+ライトショアジギング用
ロッド(釣り竿)
DAIWAのエギング用のインターラインEG84HIを使っています。
長さは8.4フィート。
インターラインにした理由はエギングは夜の釣行もあるのでライントラブルを極力減らしたかったというのがあります。
(インターラインとは通常、釣り竿の外側に付いているガイドという穴を通っている釣り糸が竿の中を通っているモノ。これによりガイドに釣り糸が絡むというトラブルからは解放されますが釣り糸の摩擦が増えるため飛距離が落ちるというデメリットがあります)
オカッパリ(陸地)からの釣りが多いので少しでも遠くへ飛ばせるようロッドは長めを選んでいます。
リール
DAIWAの15フリームス2500を使っています。
5年以上使っていますが大きなトラブルはありません。
今だと21フリームスというモノになります。
ライン(釣り糸)
0.8号のPEラインです。
これで2kgオーバーのアオリイカを上げられたので問題ないかなと思っています。
正直、それまでは細くないかとちょっと不安でした。
でも、インターラインで飛距離が落ちる分、ラインは可能な限り細いモノをと思っていたので。
大体2年くらいで巻替えています。
毎年巻き替えるモノかもしれませんが、釣行の回数もゴリゴリに行く人ほど多くないしもったいないのでこれくらいのペースです。
リーダー
16lb(ポンド)を使っています。
PEラインの強度と揃えています。
※リーダーとはメインのライン(釣り糸)とルアーを繋ぐラインのことです。現在、主流であるPEラインのデメリットを補えるようルアーから1mくらいの長さで使います。メインのラインと同じ強度か少し弱いくらいがオススメです。
このような構成で30gまでのジグなら普通に投げられます。
40gのジグはちょっときついかなという印象です。
ショアジギング用タックル
ロッド
ショアジギング用のモノを使っています。
DAIWAジグキャスターの106Hです。
今は販売してないみたいです。
モデルチェンジしてこちらになってます。
リール
これについては別記事でレビューしていますのでこちらを
ライン
3号のPEラインを使っています。
リーダー
50lbを使用。PEラインよりちょっと強度は下です。
この構成で小型ですがよく走るカンパチを釣りあげていますので、ある程度の大物がきても戦えるなと思っています。
基本的に”大は小を兼ねる”戦法です。
ギリギリのタックルでギリギリの大物と戦うのも醍醐味の一つではあると思うのですが、私は掛けた魚は釣りあげたいので確実に上げられる余裕のあるタックルを選んでしまいます。
でも、タックルが大きく重くなればなるほど扱う側にそれなりの体力を必要とするので一概に良いとは言えませんが。
ルアー
私が気に入って使っているのは以下です。
ルアーを選ぶ基準は「オレが魚だったら喰いつくわ!」っていうモノです。
要は自分に響くか。これで釣れなかったら諦めがつく、というモノです。
魚との唯一の接点なのでなるべく気を遣っています。
私はジギング時々エギングといった感じなので上記の2セットで十分です。
が、最近、ボートやカヤックでの釣行が増えてきたので、再考を迫られています。
いよいよそちらへ移行するとなれば、今のタックルでは取り回しが悪いしそんなに遠くへ投げる必要もないのでもっと短いタックルを準備する必要があります。
上記以外で私が使っているモノ
ライフジャケット
必須装備。着用していれば万が一の時の生存率は未着用時の3倍です。
ルアーボックス
いろいろなルアーをまとめて入れておくボックスです。
中の仕切りを自由に動かせるモノやサイズも様々あり種類が豊富です。
ラインカッター
ラインを結びなおす時などに必須です。
リーダーの予備
これもラインが切れたときに使います。
スナップの予備
ラインとルアーをつなぐ金具でこれがあるとルアーの付け替えが簡単です。
バッグ
収納用のバッグ。防水バッグを使っています。中のモノが濡れずにすむので。
大きめの袋
釣った魚を入れるもよし、汚れ物を入れるもよし。1枚あると何かと使い勝手がいいです。可能な限り厚手の袋推奨です。
絆創膏など簡単な救急セット
ちょっとした傷などに。普段ならどうってことない傷でも、海だと海水なのでよく沁みます。
日焼け止め
海では上からも下からも焼けるのでこれも必須。季節関係なく焼けます。
クーラーボックス
持ち帰り用や道具入れに重宝します。魚を入れた日はその日のうちに洗いましょう。
さもないと臭いがこびりついて”呪われた”クーラーボックスになってしまいます。
飲み物
水+スポーツドリンクが理想です。ジュースよりも水の方が傷口の洗浄や汚れを洗い流すのに使えたりと余っても使いきれるので便利です。
あとは必要に応じてその場で捌く用のナイフや締める道具など追加していきましょう。
最後に
これくらいあればだいぶ快適に釣りができるのではないでしょうか。
少なくとも私はこれで大きな不便を感じることはありません。
ただ、これは正解の”一つ”であって絶対的な正解ではありません。
正解は自分で見つけてください。
今回私が紹介したモノを踏み台にしてあなたが正解へ近づくことができたのなら幸いです。
その他、釣りに関して書いたものはこちら。
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